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体質にあった薬膳茶のおすすめ~あなたの今の体質は?~

ハル調剤薬局では「未病先防」という中国医学の考え方をお伝えしています。

「病気になる前に防ぐことが大事です」という考え方です。

病気という前の段階で気が付いて、身体のメンテナンスを行えば、治療をしなくてもいいかもしれません。

そのままでいたら、気が付いた時には病院に行かなければならないのです。

食事や生活習慣を見直して整えていきます。

その助けにならないかと、ハル調剤薬局では、今の体質にあった薬膳茶をおすすめしています。

さぁ、ご自分の今の体質を見ていきましょう!

 

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①Aタイプ:気虚(ききょ)

「気(き・生命エネルギー)」が足りない状態。「気」は人間の体を活動させるための根本的なものです。「気」が足りなくなると、胃腸が影響を受け、消化機能や免疫機能が低下し、風邪やアレルギーになりやすくなります。

 

薬膳茶材料(気虚):紅茶、蓮肉、みかんの皮、山楂肉、紫蘇の葉

 

②Bタイプ:気滞(きたい)

「気」の巡りが悪くなり、停滞している状態。自律神経系の緊張がコントロールできていない不安定な状態です。イライラしたり、落ち込んだりします。

 

薬膳茶材料(気滞):ジャスミン茶、みかんの皮、まいかいか、なつめ、菊花

 

⓷Cタイプ:血虚(けっきょ)

「血(けつ)」が不足した状態。「血」は生命を維持する基本物質です。全身に栄養を行き渡らせ、潤いを保ちます。

「血」が足りないとさらに「気」も不足していることが多いので、同時に補うことが必要です。胃腸が弱い方が多いタイプです。

 

薬膳茶材料(血虚):ルイボス、なつめ、まいかいか、夜交藤、クコの実

 

④Dタイプ:血瘀(けつお)

「血」の循環が悪くなっている状態。停滞すると、身体の隅々まで栄養が運ばれず、臓器の動きが弱まります。

血瘀は万病のもとと言われています。この状態が続くと生活習慣病を引き起こしたり、婦人系のトラブルに発展します。

気虚、気滞、血虚体質の方は血瘀に発展しやすいです。

 

薬膳茶材料(血瘀):ルイボス、まいかいか、なつめ、合歓皮、竹葉

 

⑤Eタイプ:陰虚(いんきょ)

身体の中の水分が不足して陰陽のバランスが崩れ、余分な熱を持っている状態。「陰」は加齢とともに減少しやすくなります。

身体の中の水分が足りなくなり、色々な乾燥症状が出てきます。更年期は「陰虚」に傾き、のぼせやほてりを感じます。

 

薬膳茶材料(陰虚):クコの実、まいかいか、ほうじ茶、杜仲葉、竹葉

 

⑥Fタイプ:痰湿(たんしつ)

身体の中に水分が溜まっている状態。胃腸の機能がうまくいかないと水分代謝が悪くなり、身体の中に水が溜まってきます。

身体の中に湿が溜まりやすくなり、身体のだるさを感じることが多いです。このタイプは胃腸が弱い方が多いです。

 

薬膳茶材料(痰湿):烏龍茶、蒲公英根、蓮葉、ヨクイニン、みかんの皮、南蛮毛

 

⑦Gタイプ:陽虚(ようきょ)

身体の中の寒熱のバランスが崩れて、寒に傾いている状態です。気虚の状態が続いていると、「気」が足りない状態が続きます。

「気」には温煦(おんく)作用といって身体を温める作用があり、「気」が足りないと身体が冷えてきます。身体が冷えると水分代謝が悪くなって浮腫みやすかったり、血流も悪くなります。臓器も冷えるので働きが悪くなり、色々な症状が出てきます。体温が下がると免疫が下がると言われています。

 

薬膳茶材料(陽虚):紅茶、なつめ、まいかいか、茴香、桑の実、よもぎ、クコの実